素人の投資戦略
～ 出口戦略 ～
ここまできて、やはり出口戦略を抜きにして今後の投資先は選べないと強く思う
ようになってきました。
そんな時にまたまた、良書に出会うことができました。
カン・チュンドさんの 『つみたて投資の終わり方』
という本です。
投資は積み上げていくより、使い方・減らし方の方が難しいとのこと。
ここまでコツコツ積み上げてきた人にとって投資というものは増やすものという
意識で、減らすものとはとらえにくい。
だから強制的に１年に１回資産のリバランスをしながら、自分で決めた数％を
取り崩さないと減らせない。というものだった。
それは、株式だけでなく現金も含めて総合でリバランスを取るという話だった。
心地よい現金と株式の比率は人によって違うし、取り崩す％も多少差がある。
そして何よりも取り崩しながらのリバランスはシンプルな方がやりやすいとのこと。
この本では１本の投資信託と現金で調整する方法が書いてあり、とてもわかりやす
かったのでお勧めです。
ナイアはこの本を読んでから、出口戦略を今まで以上に強く意識しています。
今までは、リバランスに現金を考えていなかったり、高配当株のETFも場合によって取り崩す？など考えていました。
しかし、この本を読んでからは少し考えを変えてみました。
ざっくり言うと、
①現金
②取り崩す投資信託
③配当金をもらう高配当株やETF
の３つに分類しようと思いました。
①の現金は、退職金でポートフォーリオのバランスを取ろうと思います。
退職まで、まだ先なのではっきりとした金額はわかりませんがおおよその予定
金額はわかるので、それを考えて退職金以外は生活防衛資金として準備して
いこうと思います。
②の取り崩す投資信託はつみたてNisaやiDeCoがちょうど投資信託ですし、取り
崩す年齢の時に使えます。
つみたてNisaは１年分ずつ取り崩せるし、iDeCoは一括で受け取り、再投資しな
がら使えます。
その他、月に1万円ずつ投資信託で積み立てておいて、40年程経てば700万円
くらいになる予定です。
これを運用しながら、1年に100万円取り崩しても７年～８年は持ちます。
最後の③高配当株やETFは為替差損益のことを考えると、日本の高配当株も使い
やすいかもしれません。
様子を見ながらですが、米国：日本＝３：１くらいにできればいいなと思います。
基本的には取り崩さないものなので、銘柄が複数あっても問題はないです。
そして最悪、どうしてもお金が必要になれば売却もできますしね。
ナイアは、60歳までには退職したいと考えており、年金は基本66歳～68歳の間に
もらい始める予定です。
それまでの数年は、週4日５時間の時間労働で月8万～10万円を稼ぎ、その他は
高配当株からの配当金をプラスし（予定では月５万円）、生活しようと思って
います。
あと５万円くらいは何か自分でストック収入を考えていますが、趣味程度のもので
いいと気楽に思っています。
この年齢ではまだ元気なフェーズなので旅行やキャンプなどに貯金を使おうとも
考えています。
退職金の半分は使おうかと（笑）
年金をもらうフェーズになったら、基本は年金で生活します。
時間労働を減らし、そのお金は日々の付き合いや、少しの贅沢に使います。
つみたてNisaを1年分ずつ解約し（月５～７万円程を予定）、高配当株からの
配当金、月約5万円程で大きな買い物や旅行をする予定です。
それに必要な投資額や貯蓄がどれくらいになるかと考えると．．．（笑）
早くに始め、ゆっくりと増やし練習するのが賢いと思っています。
「DIE WITH ZERO」という本を目にしました。（まだ読んでいませんが(;^ω^)）
要点を見ていると、様々な本や色んな人が言っていることとよく似ていました。
・死ぬときにお金は持って行けない
・経験は人生を豊かにする
・お金を使う時期には旬の時期がある．．． などなど
ナイアは小さい頃、母に「お金や物は人に奪われることがある。けれど、経験や
身につけたもの（きれいな字や立ち居振る舞いなどのこと）は奪われることは
ないし、自分を豊かにしてくれる。」と言われて育てられました。
実際に母は、美容師として手に職をつけ自分の店を持ち働いてきましたし、色んな
土地に住んだことでその場所で友人を作り、交流しています。それは母にとって
誰にも奪われないかけがえのないものなのです。
お金は豊かな人生を送るためのツールであり、お金だけが全てではないことを忘れ
ないようにしたいですね(^_-)-☆
時間、健康、お金など自分にとって最適なバランスを見つける練習を一緒にして
いきましょう！
～最近、20代前半の同僚が飲み会の帰りに「お金のことを勉強しなきゃと思っているんです。今度、教えてくださいね。」と言われました。ナイアはまだまだ初心者だから教えるというフェーズではないですが、今考えていることや、やっていることなどの話ができたらいいなあと思いました。一緒に勉強できたら嬉しいと思っています。もちろん、経験や贅沢が人生を豊かにしてくれることも忘れず話していきたいです。～
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