~自分らしく輝くために①~

自分らしく輝くために

なぜお仕事がモヤモヤするのか?その正体とは!?

この記事は、30年間『自分はどこか違う』と思いながらも、責任感だけで走り続けてきた自分自身の解放の記録です」

30年間、ずっと自分に嘘をつきながら、笛を吹いていたのかもしれません。」

こんにちは。中学校の体育教師として、現場に立ち続けて30年。ようやく、自分を覆っていた深い霧が晴れました。

今日は、自分と同じように「仕事は嫌いじゃないはずなのに、なぜか毎日が苦しい」「自分はこの場所に向いていないんじゃないか」と、何十年もモヤモヤを抱えているすべての人へ向けて、自分の「自己理解の物語(ストーリー)」を綴ります。

1. 「理想の体育教師」という着ぐるみを着て

Metal whistle hanging from a black lanyard in an empty indoor basketball court
A shiny metal referee whistle hangs in an empty gymnasium with basketball hoops.

体育教師といえば、どんなイメージを浮かべますか?
「おら!もっと声出せ!」「みんなで一つになろうぜ!」という、熱血で、社交的で、ガサツなまでの活動的なエネルギー。

自分も30年前、その「正解」を演じることからスタートしました。
でも、自分の中にある資質は、世間が求める体育教師像とは真逆だったんです。

自分のストレングスファインダーの上位資質は、「親密性」「慎重さ」「未来志向」「着想」「学習欲」など。

  • 親密性: 全員と騒ぐより、一人の生徒と深く対話したい。
  • 慎重さ: 勢いで動くより、リスクを全て洗い出してから進めたい。
  • 学習欲・分析思考: 根性論ではなく、最新の理論やデータに基づいた指導をしたい。

「明るく、元気に、一律に」を求められる学校現場。

自分は、自身の「右利き(戦略的・内省的)」な才能を封印して、慣れない「左手(社交・勢い)」だけで30年間フルスイングし続けてきました。
そりゃあ、肩も心もバキバキに壊れますよね。

2. 価値観の土台にある「安心感」と、その先の「進化」

自分の価値観のピラミッドは、下から順にこうなっています。
安心感 → 楽しむ → 進化 → 達観 → あるがまま

振り返れば、自分にとっての「安心感」とは、クラスが静かであることではなく、「生徒一人ひとりの個性が分析され、正しく配置され、安定している状態」でした。

でも、学校は「進化」よりも「維持」を優先する場所です。

自分が「学習欲」を全開にして新しい指導法を提案しても、「前例がないから」「足並みを揃えて」と有言、無言の押し戻しをされる。

自分の「最上志向」や「戦略性」は、組織の中では「めんどくさいこだわり」として処理されてきた。

価値観の土台である「安心感」が、組織の不条理でグラグラに揺さぶられ続けていた。だから、その上にあるはずの「楽しむ」や「進化」までたどり着けなかったんです。

3. モヤモヤの正体は「資質のズレ」だった

30年経って、ようやく気づきました。
自分が苦しかったのは、仕事そのものではなく、「求められる役割と、自分の資質の不一致」だったんです。

自分は「現場の熱血監督」になりたかったんじゃない。
本当は、「個人の才能を見抜き、未来への戦略を授ける軍師(アナリスト)」になりたかったんだ、と。

「体育」というツールを使って、チームビルディングをし「自己理解」させ、人生を「楽しむ」土台を作ってあげること。それこそが、自分の資質が一番喜ぶ働き方だったんです。

4. 30年目の「あるがまま」宣言

では、これからどうしていくか。
自分は、もう「理想の体育教師」の着ぐるみを脱ぐことに決めました。

残りの教員生活、そしてその先の人生において、自分は以下の3つの「自分ルール」で生きていきます。

  • 「集団」ではなく「個別」にコミットする:
    大人数を盛り上げるのは得意な人に任せる。自分は「個別化」と「親密性」を使って、集団に馴染めない子や、特定の技術を極めたい子と深く関わる。
  • 「未来志向」の種をまく:
    今の成績ではなく、「10年後の君がどうあるべきか」を戦略的に語る教師になる。
  • 「学習欲」を解放する:
    学校内の常識に閉じこもらず、外の世界で学び、その知恵を現場に持ち込む「越境者」になる。

価値観の頂点にある「あるがまま」
それは、欠点を克服することではなく、自分の資質を「これこそが自分だ」と認め、それを活かせる場所に自分を置いてあげること。

30年のモヤモヤは、自分自身に気づくための長い「助走」だったんだと思えます。

もし、あなたも「何かが違う」と胸の奥で疼きを感じているなら。
それは、あなたの素晴らしい「資質」が、外に出してくれと叫んでいるサインかもしれません。

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